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 S&P 500はボトムから20%上昇してブル・マーケット入りしたが、過去の多くのラリーがそうであったように幅広く納得はされていない。特に何かにつけて「債券投資家と株式投資家の温度差」が取り上げられてきた。曰く、米国債のイールドカーブがインバート(長短金利逆転)し ...

 米金利の3月の一時的な3M -10yのインバート(長短逆転)は一時大騒ぎになった。米金利カーブのインバートは2年程度のリセッションを予想するものとして有名になっており、更にリセッションまでの間のチキンレース株価上昇を示唆するものだ、というところまでが常識となって ...

 「パウエルのチキりで新興国株が発射台に」では「筆者は2019年中の利上げ打ち止めそのものにまだ懐疑的だが、特に足元の急激な米金利低下が正しいと考えるなら、新興国株のアウトパフォームはまだ十分に追い付いていないように見える」としていたが、あれから2週間で早速、 ...

 上図は米国の10年金利。下図は新興国株ETF「EEM」とS&P 500ETF「SPY」の相対比(EEM / SPY)である。秋にかけて景気絶好調の米国において利上げが永遠に続くと思われたので米国10年金利が上昇し、世界中の資金の高金利の米国に還流すると思われたため、新興国株が米株を大 ...

 米国債金利カーブのフラットニングが目立っている。金曜のジャクソンホールを受けてついに2年10年スプレッドが19bpと、22bp残っている日本国債金利カーブよりもフラットになった。短期金利が淡々と上がる中で長期金利が一向に上がらないというのが背景である。  ...

 米ドル相場と金利の乖離について、Fulcrum Asset Management会長のGAVYN DAVIESが今度はユーロドルに注目して解釈を与えている。曰く、世の中にはドルの弱さを長期均衡から見ての過大評価や、欧米間の経常収支で解説する向きがあるが、結局は政策金利(及びそれへの期待) ...

 上海株指数は高値圏でボラティリティが高まっている。経済指標を点検すると、確かに景況感はやや足踏みになっているが方向性が変わったわけではない。一方、中国の長期金利は2014年ぶりに4%を超えており、株のバリュエーションにプレッシャーをかけているようだ。日米と異 ...

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